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2020.10.02

防犯と家事動線が自然と良くなる間取り


以前、正面に全く窓のない家を施工させていただいたことがあります。
他にも、小さな窓がぽつぽつあるだけの家とか。

それは、家の間取りが分かりにくくするためです。
結果、防犯性も高くなりました。


普通ですと、正面に玄関とリビングの大きな窓があり、そこにベランダを配置してあることが多いですよね。
そうすると、洗濯物を見て何人家族か想像できてしまいます。
幼稚園の服とか干してたら、なおのこと。

でも、洗濯しないわけにはいかないですから、ベランダの位置、玄関までも角度を変えて見えなくしてしまうのです。

それが注文住宅ならではの設計の力ですよね!


防犯性が高くなれば、実は家事も楽になります。
それは、外から見えない場所に洗濯物を干す事になります。
それによって、キッチンや洗面所の近くに物干し場を設けることが可能になるからです。

また、防犯性だけでなく、周囲から見えないので、下着も外に干せたり、お休みの日ならパジャマのまま家事をすることができます。
風で洗濯物が飛ばされて行ってしまう心配も少ないでしょう(^-^)

さらには、動線が短いことで乾いた洗濯物もアパート生活のように手を伸ばせばすぐ室内に取り込めるというシステムになるのです。


子供がおおきくなれば、洗濯物もかさみ手間も時間もかかります。
年がいけば、階段の登り下りが辛くなります。

ですから、これからの暮らしを末永く考えると、より美しく家を保て、防犯性に配慮し、できるだけ家事は楽ちんに、家族との時間を大切にした家づくりにこれからも取り組んで参りたいと思います。