2026.02.05
人気の回遊動線に潜む3つのデメリットとは

最近よく聞く「回遊動線」。
どこからでも行き来できて家事がスムーズになるので、
時間短縮+ストレス軽減というメリットがあり、忙しい共働きのご夫婦にも人気の間取りです。
しかし一方で、回遊動線には
✔収納スペースが減る
✔コストが上がる
✔構造が弱くなる
というデメリットも存在しています。
収納スペースが減る理由は、入口が2つになるためその分壁が減ってしまうこと、
かつ通路も必要になるので、
さらに使える壁が少なくなってしまうからです。
コストが高くなる理由は、入り口が2つになればその分ドアの数が増え、かつスイッチや配線工事の手間も増えるからです。
構造が弱くなる理由は言わずもがな、壁が減ってしまうからですね。
まとめると…
1️⃣ 回遊動線 → 家事ラク・ストレス減/収納減・構造弱・コスト高
2️⃣ 非回遊動線 → 家事手間・ストレス増/収納増・構造強・コスト低
どちらが正解というより、
どちらを優先したいかがポイントとなります。
✔収納に関する誤解
多くの人が「収納は多いほど良い」と考えるけれど、
収納は「床の広さ」より「壁の広さ」 が大事になってきます。
例えば、3帖のファミリークロークを作った場合
・通り抜けなし → 壁5.2m
・通り抜けあり → 壁2.6m
壁量が半分になる=収納量も半減することになります。
いま回遊動線は家事の時短やストレス軽減につながることから、人気が高まっている間取りのひとつです。
ただし便利な反面、収納力・構造・コストの3つには確実に影響が出ます。
だからこそ「回遊動線を入れるかどうか」は、
流行りで決めるのではなく、家族の暮らし方・物の量・優先順位を踏まえて選ぶことが大切です。
“動線の快適さ”を取るのか、“収納とコスト”を取るのか。
どちらにも正解はありませんが、あなたの暮らしに合った選択ができれば、
回遊動線は心強い味方になってくれます。